自己紹介

経歴

  • 愛媛県宇和島市出身
  • 県立宇和島東高校卒業

研究歴

  • 2002年3月 博士(理学)
    • 高エネルギー加速器研究機構(KEK)のBelle実験に参加
      • シリコンバーテックス検出器(SVD)の開発,建設,運用
      • B中間子系におけるCP対称性の破れの世界初観測
    • 博士論文: “Observation of Large CP violation in the Neutral B Meson System using B0→J/ψKL Decay”
    • 指導教員:相原博昭
  • 2003年2月-2009年10月 京都大学 大学院理学研究科 助手 (2007年4月から助教に職名変更)
    • 世界初の長基線ニュートリノ振動実験K2K実験
      • ニュートリノ振動を加速器からの人工ニュートリノビームで確認
      • 前置検出器SciBar(サイバー)の建設,運用,データ解析
      • ニュートリノ-原子核反応の研究
    • 米国Fermilabでのニュートリノ反応測定実験SciBooNE(サイブーン)
      • 現地に滞在(2006-2007)して日本グループの現場での取りまとめ
    • 長基線ニュートリノ振動実験T2K実験の準備・建設
      • ミューオンモニターの開発
      • 半導体光検出器MPPCの開発(前置検出器で6万個以上使用)
      • INGRID検出器の建設・運用
  • 2009年11月-2019年12月 東京大学 大学院理学系研究科 准教授
    • T2K実験
      • 電子ニュートリノ出現の発見
      • ニュートリノ振動におけるCP対称性の破れの探索
      • 前置検出器の運用
      • 前置検出器アップグレードの提案,設計,開発
      • 実験グループ全体の運営。Executive Committee 選出メンバー(2015-2021)
    • ハイパーカミオカンデ
      • 国内のハイパーカミオカンデワーキンググループ結成呼びかけ
      • J-PARCとハイパーカミオカンデを使った長基線振動実験の立案
        • Letter of Intent(2011) 加速器ニュートリノ振動部分の執筆
        • J-PARC PACへの提案 代表者(2015)
      • 計画承認に向けて種々の活動
    • DUET実験(カナダTRIUMF研究所)
      • π中間子-原子核の散乱断面積測定(2010-2011)
    • WAGASCI実験
      • 水標的を用いたニュートリノ-原子核断面積測定
      • 薄型プラスチックシンチレータの開発(米国Fermilabと共同)
      • 電子回路の開発(フランス・Ecole polytechnique/Laboratoire Leprince-Ringuet(LLR)と共同)
  • 2019年12月- 東京大学 大学院理学系研究科 教授
    • ハイパーカミオカンデ
      • ハイパーカミオカンデ検出器グループリーダー

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